カリキュラム

目標の合わせて授業を組み合わせられるオーダーメイド・カリキュラム

クラスター(分野・領域)とモジュール(科目群)の
2 つの構造が可能にしたオーダーメイド型の学び。

地球社会共生学部の特徴は、自分の興味や目指す進路に応じて学びたい授業を選べるオーダーメイド型のカリキュラム。小さな分野ごとに3~4科目で構成されたモジュールを組み合わせることで学生オリジナルのカリキュラムが完成します。

地球社会共生学部の 4 つのクラスター

「共生」を Keyword に 4 つの専門領域で、あなたの学びを深めていきます。

  • 世界と協力し連携するコラボレーション領域
    環境・人権・開発・貧困・教育といった地球規模の問題(グローバルイシュー)に立ち向かう先行研究を学び、知識だけでなく行動で貢献することの大切さを知ります。

  • 世界と協働し同じ価値を共創するビジネス領域
    新興国が順調に経済発展するために何が必要かを知り、自らのキャリアにつなげる関心を呼び起こします

  • 世界を知る・知らせるメディア / 空間情報領域
    地球規模の視野をもち、情報がどのように世界に伝わるか、伝えるかを知り、これを駆使する能力を新しい情報システムに見合うカタチで身に付ける必要があることを学びます。

  • 世界を分析し理解するソシオロジー領域
    高度にインターネット化した社会では、他人の創った情報があふれていますが、現地で生の情報を求め、正しく分析し、理解することが基本であることを知ります。

授業科目

地球社会共生学部ではどのような授業が行われるのでしょう。それぞれの領域から計 25 科目を紹介します。

コラボレーション領域

  • 国際協力論入門
    現代では開発協力や平和のための協力など、さまざまな目的から国際機関や政府、NGO/NPOが国際協力を行っています。なぜ、こうした国際協力が必要なのでしょう?この科目では、さまざまな事例から国際協力の全体像や今後の課題、可能性を学びます。

  • 貧困と開発
    貧困の定義とは何でしょう。なぜ開発は必要で、開発のゴールはどこにあるのでしょう。貧困は、ときに民主主義を歪め、貧困をさらに拡大させることもあります。この講義では経済発展理論を学ぶとともに受講生との議論を通じて問題の解決策を探ります。

  • 東南アジア地域社会論
    経済発展とグローバリゼーションの進展によって東南アジアは近年ドラスティックに変化しています。この授業では東南アジアの変化の中心である、それぞれの国の都市空間を、「グローバリゼーション」「消費社会」といった切り口から見つめ直します。

  • 紛争・難民・平和構築
    世界ではいまだに各地で紛争が絶えません。紛争はなぜ起きるのでしょう。どのように解決すれば良いのでしょう。授業では国際紛争学の理論と歴史を学ぶだけでなく紛争の原因分析や紛争解決のプロセス、平和構築の状況を分析し、その課題や可能性を討論します。

  • 多文化共生論
    「共生」を実現させるため必要となるのが、異なる文化、異なる価値観の理解です。この授業では異なる文化を哲学、歴史、民俗学といった多角的な視座から捉え直し、国内外における「多文化共生」の事例などを研究して、共生・共創のための道筋を追究します。

  • スポーツとコミュニティ
    「スポーツ」は人と人の関係を結ぶうえでどのような役割を果たすのでしょう。この授業では国内外の事例を引用して実証的な研究を行います。講師は国際的に活躍した経験のあるスポーツ選手。その経験をベースにスポーツが果たすべき役割を学びます。

ビジネス領域

  • 国際経済学
    経済をひとつの国で完結させず、複数の国の相互関係として扱うのが国際経済学です。多国モデルでの国民所得の決定を説明するマンデル・フレミングモデルの理論や為替レートの決定を説明する国際金融論など、この授業では理論的側面に焦点をあてて解説します。

  • 国際金融論
    国際的な経済取引・経済活動にとって、金融の働きは無視できません。この授業では完全な市場メカニズムの下で機能しているはずの金融市場で生じる、さまざまな現象や問題について、経済学における基礎的なモデルや概念を用いて学びます。

  • 共生の経済学
    経済社会には数多くの主体が存在し、その主体がときに反発し、ときに協力しあいます。では、どのようなとき、お互いは協力するのでしょう。この講義では「進化ゲーム」という経済学の手法を用いて、主体が協力しあうメカニズムを学びます。

  • 国際経営戦略論
    海外でのビジネスを成功させるために何が必要なのでしょう。この講義では多国籍企業における海外経営戦略について論じるとともに、国際経営戦略の市場的要因(市場の需要など)と非市場的諸要因(制度や文化)について国内外の事例をもとに学びます。

  • アジアの都市インフラ
    都市化の進むアジアにおいて、適切な経済・社会活動を維持、発展させるためにはその基盤となる都市インフラの整備が重要です。この授業では道路・鉄道などの交通基盤など、アジアにおける都市インフラの現状と課題、そして今後の開発の可能性を議論します。

  • ツーリズムマネジメント
    国際的な観光産業は国にとっても重要な輸出産業。授業では「観光地」「観光情報」「移動手段」「観光者」といった観光に関わる要素をどのようにマネジメントすれば地域活性化につながるのか研究し、観光のもたらす効用と現況を学びます。

メディア/空間情報領域

  • ジャーナリズムの歴史
    この授業では、わが国のメディアの歴史を軸に、明治期の新聞の時代から写真、ラジオ、テレビ、インターネットの時代まで、近代ジャーナリズムの発展をたどります。そして、そこで発信された情報から、国民はどのような物語をつくりあげたのかについて、その弊害も含めて考察します。

  • 空間情報システム入門 Ⅰ
    地理情報システム(GIS)とは何か知っていますか。これは地理的位置と、その位置に関する情報を持ったデータを管理・加工し、高度な分析を可能にする技術のこと。この授業ではGISの概念と全体像を理解し、地図の作法を実践します。

  • 空間情報システム入門 Ⅱ
    世界で通じる空間情報の活用方法を学びます。住所体系の異なる国同士での位置情報の受け渡しや、地図情報が整備されていないエリアでの対応方法などを学び、諸状況で制限を受けやすい海外でも通用する空間情報コミュニケーションの技術などを学びます。

  • ジャーナリスト論
    ジャーナリストとはどのような職業なのか。その職業はどのような人間により担われ、どのような人間を形成するのか。この授業では近代ジャーナリズムが躍動した20世紀米国を中心に、代表的なジャーナリストの生涯をたどり、その職業の本質を考えます。

  • 空間情報の表現技術
    この授業では手に入れた空間情報をGISという地理情報システムを使い、可視化するための技術を学びます。いくつかの空間情報を組み合わせる方法や、単一のデータに更なる付加価値を付ける方法など、魅力的な空間表現技術を広く学習します。金融論など、この授業では理論的側面に焦点をあてて解説します。

  • ジャーナリズム取材演習
    この授業では取材・執筆・編集作業を行い、少部数の新聞をつくり、発行するとともに、Webでの発信も試みます。その制作の過程を通じて「取材」が抱えている問題点や、法律的な側面などを理論ではなく現実のものとして経験し、その経験をもとに議論します。

  • 空間分析
    この授業では、地球上の「どこで」「何が」起きたのかをどのように分析するのか、その方法を学びます。統計的な分析を行う力は各種の社会科学に活用できる力。授業では最初に入門編として空間統計の基礎概念を解説し、その後、基本的な統計の手法を学びます。

ソシオロジー領域

  • 社会学入門
    社会学は、社会現象の実態や、なぜその現象が起きたのかを解明するための学問です。ここでは社会的事実の収集方法や分析方法を学び、社会を見る眼を養い、家族問題などの日本社会の現実分析を交えながら具体的な社会現象を把握する応用を学びます。

  • グローバリゼーションの社会学
    グローバリゼーションとは国家や地域などの境界線を、人、モノ、カネ、情報が乗り越えていく動きのこと。この授業では近年のグローバリゼーション研究の動向を紹介し、現在進行中の政治・経済・社会・文化の変容を追跡し、そこで起こる諸問題を検討します。

  • 地域社会保健福祉論
    世界で類を見ない速さで健康長寿国世界一を獲得した日本。この健康長寿を支えたのが、保健・医療・福祉の制度。しかし、少子高齢化が進み、この制度は徐々に崩壊してきています。この授業では今後の健康長寿社会のあり方を探り、それを実現する方法を論じます。

  • 共生の社会学
    共生の社会学には「人はさまざまな他者と共に生きている」という社会的事実の発見と「人はさまざまな他者と共に生きるべきだ」という社会的規範の構築が含まれます。この授業では事例研究から経験理論の確立を探り、共生をめぐる規範理論の構築を目指します。

  • 福祉の社会学
    この授業では福祉国家の勃興と衰退を振り返り、今日蔓延する不安の様態と都市貧困のグローバル化、新たな監視社会の到来について分析します。そして、そうした分析から社会的な正義のあり方を考え、地球上の差別、貧困、情報格差を克服する方法を探ります。

  • 現代社会論
    21世紀に入り、世界は多極化を志向するナショナリズムなどが台頭しています。この状況のなか、異文化同士が共生可能な社会を改めて考えねばなりません。授業では社会思想の諸潮流を学ぶとともに、現代社会が直面する問題を展望し、その解決方法を探ります。